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Rocket Lab、ヘリコプターによるロケット回収に失敗

2022.11.07 15:25

塚本直樹

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 宇宙開発ベンチャーのRocket Labは米国時間11月4日、「Electron」ロケットの打ち上げを実施した。衛星の打ち上げには成功したものの、ヘリコプターによるブースター回収は失敗した。

 Electronは全長18mの小型ロケットで、地球低軌道(LEO)に300kgのペイロードを投入できる。以前にもヘリコプターによりパラシュートで落下するブースターを回収する試みが行われたが、残念ながらミッションは失敗に終わっていた。

今回のミッション「Catch Me If You Can」では、Electronはスウェーデンの研究衛星「MATS」を搭載。衛星は予定されていた軌道に投入され、ミッションは成功した。MATSは大気波を調査する。

 一方でヘリコプターによるブースター回収では、ロケット第1段からのテレメトリ(遠隔データ)が失われたため、ブースターを回収することはできなかった。Electronは太平洋に着水し、船舶によって回収される。

(出典:Rocket Lab)

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