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Rocket Lab、30回目のElectronミッションでレーダー衛星打ち上げに成功

2022.09.16 17:14

塚本直樹

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 宇宙開発企業のRocket Labは現地時間9月16日、「Electron」ロケットによる商業レーダー衛星の打ち上げに成功した。

 ニュージーランド北部のマヒア半島にある打ち上げ施設から実施されたElectronのミッション「The Owl Spreads Its Wings」では、小型SAR(合成開口レーダー)衛星を運用する日本企業のSynspectiveが開発した「Strix-1」が打ち上げられた。同衛星は計画どおり、高度563kmの地球周回軌道へと投入された。

 Strix-1はSynspectiveによる地球観測衛星コンステレーションを構成する、最初の商業衛星だ。SAR衛星の特徴として、天候や撮影時間に左右されずに、詳細な地上の変化を観測することができる。

 今回の打ち上げは、Rocket Labにとって30回目のElectronの打ち上げとなった。また同社は、これまでに150機の人工衛星を軌道へと投入している。Rocket Labは2020年12月と2022年2月にも、SynspectiveのStrix衛星を打ち上げている。

(出典:Rocket Lab)

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