Space BD、宇宙空間にさらしたアート作品をNFT化–2023年度内に打ち上げ

2023.01.27 17:10

　Space BD（東京都中央区）は、宇宙空間に曝露させたアート作品をNFT化して提供するプロジェクト「宇宙×アート×NFT」を開始した。作品の制作者はアーティストのMasa Hayami氏。

　Space BDの「スペースデリバリープロジェクト-RETURN to EARTH-」を利用し、2023年度内に打ち上げて宇宙まで運び、約6カ月にわたって曝露させる。その後、地球へ帰還させ、証明付きでNFT化し展開する予定。

　宇宙空間への曝露には、国際宇宙ステーション（ISS）に接続された日本実験棟「きぼう」の中型曝露実験アダプタ「i-SEEP」に搭載する、簡易材料曝露実験ブラケット「ExBAS」を使う。

　作品の制作過程では、プロジェクト参加者から「あなたの、思い描く理想的な未来とは？」というテーマに沿った言葉や絵を集める。それをベースに、Masa Hayami氏がさまざまな技法を組み合わせて完成させる。

スペースデリバリープロジェクト-RETURN to EARTH-の紹介ビデオ（出典：Space BD/YouTube）

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