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ISS向かうCygnus輸送船、太陽電池パネルが片方開かないトラブル

2022.11.08 17:09

塚本直樹

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 国際宇宙ステーション(ISS)へと向かう「Cygnus(シグナス)」輸送船にて、太陽電池パネルのうち1基が展開しないというトラブルが発生している。

 Northrop Grumman(ノースロップ・グラマン)が製造したCygnusは11月7日、バージニア州から「Antares(アンタレス)」ロケットにより打ち上げられた。その内部には宇宙飛行士のための食料やその他の物資が、4.1トン積載されている。

 Cygnusの軌道投入は予定どおり行われたものの、貨物船に電力を提供するための2基ある太陽電池パネルのうち1基の展開に失敗。ミッションの運営チームは不具合の解決に取り組んでいるが、たとえ修正方法が見つからなくても、シグナスは11月9日にISSへとドッキングする予定だ。

 Northrop Grummanは今回のトラブルについて、「CygnusはISSへとランデブー(飛行)し、主要ミッションを完了するのに十分な電力を持っている」とNASAに報告。現在、NASAはCygnusの捕獲とドッキングに必要な要素の検証を実施している。

出典:NASA

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