SpaceX、次世代宇宙船「Starship」のブースター「Supre Heavy」のエンジン7基を初点火

2022.09.20 16:41

　Space Exploration Technologies（SpaceX）は現地時間9月19日、次世代宇宙船「Starship」のブースターロケット「Super Heavy」が搭載するエンジン7基の点火テストを実施した。

　Starshipは、SpaceXが開発を進めている宇宙船だ。Super Heavyと組み合わせることで、全長120mの巨大なロケットとなる。今年8月にはプロトタイプの「Ship 24」と「Booster 7」で、搭載エンジン「Raptor」の点火テストが実施された。

　今回のテストでは再びBooster 7を利用し、搭載された7基のRaptorを同時に点火。これまでで最も多くのRaptorを同時に点火したテストとなり、SpaceXを率いるElon Musk氏はテスト結果について「look good」（なかなか良いね）とつぶやいた。

　Super Heavyには33基のRaptorエンジンが、そしてStarshipには6基のエンジンが搭載される予定だ。現在SpaceXはStarshipの軌道打ち上げ試験に向け、エンジン点火テストを繰り返している。

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