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ArianespaceとOneWeb、衛星打ち上げで和解–ウクライナ侵攻でキャンセル

2022.09.15 11:11

塚本直樹

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 欧州企業のArianespaceOneWebは現地時間9月13日、OneWeb衛星の打ち上げに関する和解合意に至ったと発表した。

 OneWebは地球低軌道(LEO)に通信衛星を展開し、低遅延かつ高速なインターネットサービスの提供を計画している。しかし、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、衛星の打ち上げはキャンセルされていた。

 OneWebは648機の衛星の打ち上げを予定しており、そのうちの428機がArianespaceに割り振られていた。打ち上げ回数は19回で、そのうち6回はロシアの「Soyuz」ロケットの利用が予定されていた。

 ArianespaceとOneWebが和解したことで、以前に予定された打ち上げ計画が「将来的に再開される可能性がある」という。これには、OneWebの第2世代コンステレーションも含まれると予測されている。

 OneWebは、Space Exploration Technologies(SpaceX)やインド宇宙研究機関(Indian Space Research Organisation:ISRO)と衛星打ち上げの契約を結んでいる。また同社はEutelsatとの合併を予定しており、第2世代コンステレーションの展開が予定されている。

(出典:OneWeb)

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