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Riverside Research、宇宙物体分析自動化ソフトを開発
2023.10.17 11:32
Riverside Researchは10月8日、宇宙空間にある物体のデータ分析を自動化するソフトウェアの開発で、米宇宙軍から145万ドル(約2億2000万円)の契約を獲得したと発表した。
Riverside Researchは、米国の安全保障に資する研究開発を担う非営利法人だ。人工知能や機械学習、堅牢でセキュアなシステム開発、テラヘルツ波を用いたイメージング技術、レーダーシステム、情報収集や監視、偵察、システムエンジニアリングなどを手掛けている。
今回の契約では、混雑した地球低軌道の物体を検出し、特定するソフトウェア「Data Exploitation and Enhanced Processing for Space Domain Awareness(DEEP-SDA)」を開発する。
Riverside ResearchはCOMSPOC、Spire Global、SciTec Incとといった企業とともに、手作業によるデータ登録を自動化し、実用的なインテリジェンスにつながるアルゴリズムを開発する予定である。
DEEP-SDAのプロトタイプは、Joint Task Force-Space Defense Commercial Operations Cell(JCO)と呼ばれる、商業宇宙データを扱う宇宙軍の専門部隊によってテストされる。