ソニー、人工衛星「EYE」の操作体験など子ども向けワークショップを8月に開催

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ソニー、人工衛星「EYE」の操作体験など子ども向けワークショップを8月に開催

2023.07.26 14:33

佐藤信彦

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 ソニーグループ(ソニー)は、小型人工衛星「EYE」の撮影画像などを使った子ども向けワークショップ「地球から見る月、宇宙から見る地球」を、8月21日にイベントスペース「TIAT SKY HALL」(東京都大田区)で開催する。

 EYEは、ソニーが東京大学や宇宙航空開発研究機構(JAXA)とともに進めるプロジェクト「STAR SPHERE(スタースフィア)」の一環として開発、運用している衛星。1月に打ち上げた後、通信姿勢制御に問題が発生してしまった。当初予定していた機能の実現は難しいものの、何らかのサービス提供に向けて検討中。

(左から)EYEのイメージ図、EYEで撮影した地球(出典:ソニー)
(左から)EYEのイメージ図、EYEで撮影した地球(出典:ソニー)

 ワークショップのテーマは、「親子で楽しみながら宇宙に触れよう!」。EYEで撮影した宇宙や地球の画像と映像が披露され、EYEの撮影シミュレーターを使った操作を体験できる。

 会場に隣接する東京国際空港(羽田空港)の展望デッキで天体望遠鏡による月の観望会と、STAR SPHEREのプロジェクトメンバーや「星のソムリエ」による宇宙に関するレクチャーも開かれ、「夏休みの自由研究にも活用できる」としている。

 親子2人1組で参加でき、子どもの推奨学年は小学校の3年生と4年生。開催日時は8月21日午後6時~午後8時30分。参加費用は無料。

 参加希望者をウェブサイトで8月6日まで受け付ける。定員は30組60人。

関連リンク
ソニーグループのニュースリリース
イベント申し込みウェブサイト

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