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PDエアロスペース、JAXAの「高頻度往還飛行型宇宙輸送システム」事業者に決定

2022.12.06 15:49

佐藤信彦

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 PDエアロスペース(名古屋市緑区)は、宇宙と地球とのあいだを高い頻度で行き来できる輸送システムの開発に向け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「高頻度往還飛行型宇宙輸送システム」事業者に決定した(PDエアロスペースJAXA)。

 JAXAは、宇宙旅行も含めた宇宙輸送システムの実用化を目指し、「高頻度往還飛行型宇宙輸送システムに係る事業コンセプト共創活動」という取り組みを実施中。その際、民間の参画が必要だとして、事業者を募集していた。

検討する宇宙輸送システム(出典:PDエアロスペース)

 PDエアロスペースとJAXAは、PDエアロスペースが開発中のサブオービタル宇宙飛行機をベースとして、さらに高高度の宇宙を経由する地上との二地点間(P2P)飛行と、宇宙ステーションへの人員物資輸送が可能になるオービタル宇宙飛行の実現を目指す。

 具体的には、高頻度往還飛行型宇宙輸送システムで必要とされる要素技術を2025年ごろまでに絞り込み、2030年代初めの飛行実証実施、2040年代前半の実用機飛行を目標とする。

今後のスケジュール(出典:PDエアロスペース)
PDエアロスペースの各種事業(出典:PDエアロスペース)

 今回の事業コンセプト共創活動ではPDエアロスペースのほかに、SPACE WALKER、将来宇宙輸送システムとSpace Transit、三菱重工業が選ばれた。

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