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Yspace、宇宙での軌道間輸送網の最適化など検討–三菱重工やオンギガンツと

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　月や火星から打ち上げ可能な小型ロケットの開発に取り組んでいるYspace（渋谷区）は、地球や月、宇宙ステーションなどをつなぐ宇宙輸送ネットワークの検討に関して、三菱重工業から業務委託を受けた。

　三菱重工は、宇宙航空研究開発機構（JAXA）からの依頼を受け、軌道間輸送ネットワークのモデル化と最適化アルゴリズムを検討している。こうした宇宙輸送ネットワークは、地球と月、人工衛星、宇宙ステーションのあいだでの物資輸送に欠かせず、高効率で運用するための最適化が重要だ。

　Yspaceは、三菱重工がJAXAから委託されている検討業務のうち、一部を受託する。モデル化技術を持つオンギガンツ（港区）とともに、宇宙輸送ネットワークをモデル化したうえで、最適化アルゴリズムを検討していく。