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「イプシロン」6号機、10月12日に打ち上げへ–QPS研究所のSAR衛星などを搭載
2022.10.11 13:00
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「イプシロン」ロケット6号機の打ち上げ日を10月12日に決定した。10月10日に発表した。
打ち上げ場所は内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)。打ち上げ時刻は午前9時50分43秒で、打ち上げ時間帯は午前9時50分43秒~9時55分11秒(いずれも日本標準時)。予備期間として10月13~31日を設定している。
イプシロン6号機は、10月7日の打ち上げを予定していたが、ロケットの飛行状況確認に必要な条件が整わないため、10月5日に打ち上げ延期を発表。今回改めて、打ち上げ日程が決定した。
イプシロン6号機には、「革新的衛星技術実証」3号機として小型実証衛星3号機(RApid Innovative payload demonstration SatellitE-3:RAISE-3)とキューブサット5機のほか、QPS研究所(福岡市中央区)が開発、運用する小型の合成開口レーダー(SAR)衛星「QPS-SAR-3」(アマテル-I)、「QPS-SAR-4」(アマテル-II)が搭載されている。
キューブサットとして、名古屋大学の「MAGNARO」、九州工業大学の「MITSUBA」、米子工業高等専門学校の「KOSEN-2」、早稲田大学の「WASEDA-SAT-ZERO」、未来科学研究所の「FSI-SAT」の5機を搭載する。