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中国、月探査ミッション「嫦娥」でパートナーを模索–深宇宙探査でも

2022.09.30 08:00

塚本直樹

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 パリで開催された国際宇宙会議(IAC)で現地時間9月21日、中国の宇宙関係者は月や深宇宙探査のミッションでの新たなパートナーシップの機会を提示した。

 中国国家航天局(CNSA)の月探査宇宙工学センターで働くWang Qiong氏は、月南極の着陸・周回ミッションとなる「嫦娥7号」と、その後に予定されている「嫦娥8号」で中国はパートナーからの募集を応募していると発言した。

 月探査ミッション「嫦娥6号」ではすでに、欧州宇宙機関(ESA)とスウェーデンがマイナスイオン検出器を、イタリアが再帰反射機を、フランスがラドン測定器を、パキスタンが「ICUBE-Q」と呼ばれるキューブサットを提供している。

 深宇宙探査では、2025年に打ち上げ予定の小惑星サンプル採取ミッション「天問2号」が存在する。火星サンプルミッション「天問3号」や木星・天王星探査ミッション「天問4号」も予定されており、今後の嫦娥ミッションと同じく国際的なパートナーシップの模索がおこなわれている。

(出典:CNSA)
(出典:CNSA)

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