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UAE、月探査で中国と協力–ローバーを嫦娥7号に搭載へ

2022.09.22 14:44

塚本直樹

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 アラブ首長国連邦(UAE)の政府宇宙機関であるMohammed Bin Rashid Space Centre(MBRSC)は現地時間9月16日、月探査車「Rashid 2」を中国の月探査機「嫦娥7号」に搭載すると発表した。

 嫦娥7号は中国による月探査ミッション「嫦娥」シリーズとして、2026年後半に打ち上げが予定されている。同ミッションでは、月の南極にあるhackleton crater(シャックルトンクレーター)において、存在が期待されている水の氷の有無を調べる。

 中国は、嫦娥7号に搭載する小型ローバーをパートナー向けに開放している。宇宙開発分野におけるUAEと中国の協力は今回が初めてだ。

 Rashid 2は、ドバイの故君主であるSheikh Rashid bin Saeed Al Maktoum氏にちなんで名付けられた。最初のミッションとなる「Rashid 1」は、年内にSpaceX(Space Exploration Technologies Corp)の「Falcon 9」ロケットにより、日本の宇宙開発企業であるispaceの探査機「Hakuto-R」に搭載され打ち上げられる予定だ。 

(出典:MBRSC、画像はRashid)

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