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NASA、大気圏再突入用の耐熱シールドに「風船」を採用か–Outpost Technologiesと契約
2022.09.21 14:45
Outpost Technologiesは、開発に取り組んでいる同社の大気圏再突入用ヒートシールドが、米航空宇宙局(NASA)の開発プロジェクトに採用されたと発表した。
Outpost Technologiesは、人工衛星の再利用を容易にする「地球帰還技術」を開発する企業。大気圏に再突入する人工衛星を熱から保護する仕組みとして、風船のように膨らませる軽いヒートシールドの使用を検討している。
を開発する企業。大気圏に再突入する人工衛星を熱から保護する仕組みとして、風船のように膨らませる軽いヒートシールドの使用を検討している。
NASAとの契約に基づき、Outpost Technologiesはこのヒートシールドの実用化に向けた作業をNASAと協力して進める。
この方式は、セラミックのタイルなどを使う従来の耐熱技術と異なり、軽く小さなヒートシールドで人工衛星を守ることが可能だ。そのため、より大きく重いペイロード(貨物)を宇宙から地球へ戻せるという。