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米宇宙軍、宇宙可視化ソフト「Space Cockpit」を採用–衝突警告システムを追加

2022.09.08 16:46

塚本直樹

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 宇宙領域の認識ツールを開発するSaber Astronauticsは米国時間9月5日、米宇宙軍と54万ドル(約7800万円)規模の延長契約「TACFI(Tactical Funding Increase)」を締結したと発表した。

 今回の契約では、Saber AstronauticsはTACFIに宇宙可視化ソフトウェア「Space Cockpit」を追加する。Saber Astronauticsは2019年にも、米空軍から「Small Business Innovation Research」として180万ドル(約2億6000万円)を獲得していた。

 Space Cockpitには、地球軌道を超えた月と地球との間の宇宙飛行をサポートするための軌道アルゴリズムのアップグレードと、宇宙衝突警告システム「Sentinel」の追加が予定されている。

 Saber Astronautics USAでディレクターを務めるNathan Parrott氏によると、「Space Cockpitは開発・セキュリティ・運用を意味する“DevSecOps”のスタンダードにもとづき、米空軍のPlatform Oneエンタープライズシステム上で開発された」という。

 Space Cockpitは、3Dグラフィックとゲームのような操作性を採用し、宇宙空間をより直感的に把握できるようにしている。こちらは、オーストラリアの宇宙機関や民間の衛星運用会社が宇宙船の監視、飛行、問題診断に使用するシステムをベースに開発された。

(出典:Saber Astronautics)

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