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米国防総省「UFO」調査部門、宇宙人のテクノロジーの証拠は見つけられず
2024.03.12 14:00
米国防総省(DoD)は米国時間3月8日、「宇宙人のテクノロジーを示唆する証拠は見つかっていない」と強調している。
DoD内部組織「All-domain Anomaly Resolution Office(AARO)」が「未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomena:UAP)」を調査している。UAPは、一般的には「未確認飛行物体(UFO)」と呼ばれることが多い。米航空宇宙局(NASA)も独自にUFO/UAP関連情報を調査している。
AAROによれば、空や宇宙、アメリカの砂漠に墜落した宇宙人のテクノロジーを示す証拠は見つかっておらず、「すべての調査はあらゆるレベルにおいて、ほとんどの目撃情報は普通の物体や現象であり、誤認の結果であるという結論に達した」としている。
報告書(PDF)は、重要なこととして多くのUFO/UAPの報告が未解決、または未確認のままであると指摘している。これは主にデータ不足によるもので、もしより多くの、より質の高い情報が入手可能であれば、これらの目撃情報の多くは「普通の物体や現象」として特定される可能性があるとしている。