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NASA、UFO目撃情報に「地球外が起源だという証拠は現時点で見つかっていない」と表明

2023.09.19 11:13

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)のUFO研究チームは現地時間9月14日、「未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomena:UAP)」の目撃情報について「現時点で地球外が起源だという証拠は見つかっていない」と報告した。

出典:U.S. Navy/DOD

 UAPとは、正体をすぐには特定できない空中や水中での現象のことだ。一般的には未確認飛行物体(Unidentified Flying Object:UFO)と呼ばれることも多い。

 このUAPについて、NASAはUAPの解明チームを設置しているほか、米国防総省もAll-domain Anomaly Resolution Office(AARO)として調査をしている。

 NASAの報告書では、現時点で地球外が由来であるという証拠は見つからなかったとしつつ、UAPのさらなる調査を進めるため、新たにMark McInerney氏をUAP研究のディレクターとして任命した。

 同氏はこれまで、NASAと国防総省との連絡役としてUAPに関する調査活動に関わってきた。今後はUAPの調査にさらに注力し、将来のUAPの評価のためのデータベース構築をめざす。

 NASAのBill Nelson長官は、「NASAは探求のDNAを持っており、物事がなぜそのようになっているのかを問い続けることが私たちの使命だ」と語った。

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