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ボイジャーなど、民間宇宙ステーション「Starlab」開発で会社設立手続き完了
2024.01.17 14:15
Voyager SpaceとAirbusは、民間宇宙ステーション「Starlab」の開発などを担う合弁会社「Starlab Space」の設立手続きを完了させた。2023年8月に発表した計画にもとづいて作業を進めていたもの。
StarlabはVoyagerとLockheed Martinの主導で開発中の民間宇宙ステーション。膨張可能なモジュールやドッキングノード、衛星バスなどを備え、最大4人の宇宙飛行士の滞在が可能という。2030年末の退役が予定されている国際宇宙ステーション(ISS)の後継として計画されており、地球低軌道(LEO)での宇宙活動の維持などが目的。開発にはAirbusも参加し、Northrop Grummanも協力している。
Starlab Spaceは、Starlabの設計に加え、製造や運営といった業務も担当する。
Starlabは米航空宇宙局(NASA)からの支援を受けており、欧州宇宙機関(ESA)の利用も想定している。