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着々と進むISS後継「民間商業宇宙ステーション」構想–エアバスとVoyagerがJV設立

2023.08.07 13:21

塚本直樹

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 Airbus(エアバス)とVoyager Spaceは現地時間8月2日、民間の商業宇宙ステーション「Starlab」の開発と運営を担当するジョイント・ベンチャーを設立したと発表した。

出典:Voyager Space

 Starlabは、Voyager SpaceとAirbusが共同で開発している新しい商業宇宙ステーションだ。退役が迫る国際宇宙ステーション(ISS)の後継として計画されており、地球低軌道(LEO)における継続的な人類活動、米欧のリーダーシップの維持を目的としている。

 設計としては、継続的に飛行士が滞在する宇宙ステーションであり、顧客は米航空宇宙局(NASA)や他の宇宙機関、研究者や企業などを想定している。つまり、用途は宇宙旅行ではなく研究となる。また、同宇宙ステーションは1回のミッションで打ち上げられるよう計画されている。

同プロジェクトの実施に当たり、VoyagerはNASAから約1億6000億ドル(約220億円)の支援を受けている。

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