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米宇宙軍からMillennium Spaceへのミサイル防衛衛星6機の発注額、6億ドルか

2023.12.20 07:30

塚本直樹

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 米宇宙システム軍団(Space Systems Command:SSC)はBoeing子会社のMillennium Space Systemsに5億950万ドル(約740億円)で6機のミサイル防衛衛星を発注したと、SpaceNewsが報じている

 Millennium Spaceは先月、ミサイル監視追跡プログラム「Missile Track Custody(MTC) Epoch 1」でL3Harris TechnologiesやRaytheon Technologiesとともに、SSCと契約を交わしている。ただし以前は、発注額は発表されていなかった

 MTC Epoch 1では、弾道ミサイルや超極音速ミサイルを検知、追跡するために地球中軌道(MEO)に衛星群が展開される。将来的には9機の衛星が調達され、2026年後半に衛星を納入、打ち上げる。6機の衛星は、Millennium Spaceの「Altair」衛星バスをベースに製造される。

 Millennium Spaceの広報によれば、「これらの衛星の運用に必要なコマンドコントロールと、ミッションのデータ処理システムも納入する」と説明。今回の契約には、1億2340万ドル(約180億円)で最大5年間の運用サポートも追加オプションとして存在する。

(出典:Millennium Space)
(出典:Millennium Space)

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