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Millennium Space、中軌道にミサイルセンサー層を建設へ–米宇宙軍から受注

2023.11.29 15:30

塚本直樹

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 Boeing子会社のMillennium Space Systemsは米国時間11月27日、弾道ミサイルや超極音速ミサイルを探知、追跡するために地球中軌道(MEO)に配備される6機の衛星の製造を米宇宙システム軍団(Space Systems Command:SSC)から受注したと発表した。

 Millennium Spaceはミサイル監視追跡プログラム「Missile Track Custody(MTC) Epoch 1」で、L3Harris TechnologiesやRaytheon TechnologiesとともにSSCと契約を交わしている。Millennium Spaceは、地球低軌道でのSSCの迅速打ち上げミッション「Tactically Responsive Space(TacRS)」の実証実験にも選定されている。

 SSCは、Millennium Spaceが提案した衛星が重要な設計審査に合格したことを確認。2026年後半の衛星の納入と打ち上げに向けて、ハードウェアの製造を開始するとしている。

 MTC Epoch 1でプログラムリーダーを務めるSSC所属大佐、Heather Bogstie氏によれば、MTC Epoch 1ではまず9機の衛星が調達される。SSCはL3HarrisやRaytheonの提案も評価しているが、今のところMillennium Spaceだけが生産契約を獲得している。

(出典:Millennium Space)

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Millennium Spaceプレスリリース

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