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AST SpaceMobile、衛星打ち上げ計画を変更–カバレッジ向上が目的

2023.11.17 07:30

塚本直樹

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 AST SpaceMobileは米国時間11月14日、カバレッジ向上のために商用衛星の打ち上げ計画を変更すると、SpaceNewsが報じている。

 AST SpaceMobileは地球低軌道(LEO)の通信衛星コンステレーションで宇宙空間からスマートフォンへ向けて直接4G/5Gでインターネットに接続できるサービスを目指している。実証実験にも成功しており、日本では楽天モバイルと提携している。

 報道によれば、最初の5機の「BlueBird」衛星をLEOの傾斜角53度で展開するために、AST SpaceMobileは衛星を打ち上げるSpace Exploration Technologies(SpaceX)に500万ドル(約7億6000万円)を支払うという。これにより、開発から打ち上げまでの費用は合計1億1500万ドル(約170億円)となった。

 AST SpaceMobileで最高経営責任者(CEO)を務めるAbel Avellan氏は、音声とデータを含めたブロードバンドサービスを提供するには、LEOに約90機のBlueBirdを打ち上げる必要があると発言している。

(出典:AST SpaceMobile)
(出典:AST SpaceMobile)

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AST SpaceMobile(Business Wire)
SpaceNews

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