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【画像】金環日食で地球に影が落ちる様子–太陽探査衛星「DSCOVR」が撮影
2023.10.23 11:18
米航空宇宙局(NASA)の太陽探査衛星「Deep Space Climate Observatory(DSCOVR)」が、10月14日に米国で発生した金環日食の様子を撮影した。
DSCOVRは2015年に打ち上げれられた衛星で、太陽フレアやプロトン現象など、太陽表面の変化を観測している。また、地球多色撮影カメラ「EPIC」で地球も観測している。
金環日食は、月が最も遠ざかる遠地点付近で太陽と月、そして地球が一直線に並んだ際に発生し、地球からは「太陽の輪」が見える。一方でDSCOVRは今回、宇宙空間から地球へと落ちる月の影を撮影した。
今回の金環日食ではDSCOVRだけでなく、米国海洋大気庁(NOAA)の衛星「GOES-East」と「GOES-West」による観測も実施された。
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