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ISSでの化学汚染の実態、中国企業がロケット垂直着陸を試験–3分で読める先週の宇宙トピックまとめ(8月7日〜17日)

2023.08.14 09:54

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 ISS内における化学汚染の調査から、中国企業が実施したロケットの垂直着陸試験、ボイジャー2号との通信回復まで、先週1週間(2023年8月7日〜13日)に掲載したニュースの中から注目すべき3本をまとめた。

ISS内の化学汚染、一般家庭を上回る–高いPFAS濃度、ナノプラスチックも浮遊か

 国際宇宙ステーション(ISS)における化学汚染の実態が明らかとなった。ISSの粉塵の化学物質の濃度は、米国の一般家庭の中央値をしばしば上回っていることが判明した。特に、有機フッ素化合物(PFAS)や残留性有機汚染物質(POPs)の濃度が高いことが確認された。

中国企業が「ロケットの垂直着陸」を試験–SpaceXに追従【画像】

 中国の宇宙開発ベンチャー星河動力(Galactic Energy)は、ロケット末段の「垂直着陸」を試験した。星河動力は、中国のロケット打ち上げ企業で、2020年11月7日には「谷神星1号」(Ceres-1)ロケットの打ち上げに成功した。今回の「火鳥1号(Firebird-1)」は、ロケット垂直回収技術の最終段階の検証用である。

「Voyager 2」との途絶えていた通信が回復「なんとか家に電話できて良かった」

「Voyager 2」との途絶えていた通信が回復「なんとか家に電話できて良かった」

 米航空宇宙局(NASA)は、米国時間7月21日から通信途絶状態にあった探査機「Voyager 2(ボイジャー2号)」との通信が回復したと発表した。通信途絶の原因は、NASAがVoyager 2へ誤った命令を送信したことで、Voyager 2の通信アンテナの角度が2度地球からずれてしまった。しかし、8月4日にVoyager 2からの通信が再開された。

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