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インターステラのパートナープログラムに新たに4社加入–荏原製作所など

2022.04.20 07:45

田中好伸(編集部)

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 インターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は4月19日、同社が進めるパートナーシッププログラム「みんなのロケットパートナーズ」に新たに4社が加入したことを発表した。同プログラムに加入する企業や団体、大学は計34者となった。

 今回加入したのは、三笠製作所(東京都品川区)、荏原製作所、野村総合研究所、タイプエス(群馬県前橋市)。

 みんなのロケットパートナーズは、「宇宙産業を日本の新たな産業に」という大義の下に2019年3月に立ち上げられた。「経済的支援」「共同研究」「技術・物資・ビジネス支援」「人材支援」の4分野で加入者が持つ技術やノウハウ、ネットワークなどを生かしてロケット開発に参加する。

 ロボットや機械設備の制御設計と制御盤製造を事業としている三笠製作所は、アラブ首長国連邦のドバイ警察との共同プロジェクトである世界初の「EV無人移動交番」の開発をはじめ、人が乗って操縦できる巨大ロボット「MegaBots」や自動運転ロボット「HAKOBOT」を開発している。

 みんなのロケットパートナーズでは、インターステラの工場や射場設備に必要な制御盤を提供しており、ロケットを正確に打ち上げるため、ロボット制御で培った制御技術が活用されている。

 産業機械メーカーの荏原製作所は、ポンプやコンプレッサ、タービン、冷熱機器を柱とする風水力事業、ごみ焼却施設の計画から設計、管理する環境プラント事業、半導体の製造装置やコンポーネントを生産する精密・電子事業を展開している。

 みんなのロケットパートナーズでは、インターステラの超小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」でタンクから燃焼器に燃料を送るためのターボポンプを開発。室蘭工業大学との共同の研究や開発に参加している。

 タイプエスは、気象や大気、水質、水の循環などの観測に活用される機器やサービスを提供。みんなのロケットパートナーズでは、射場の状況が遠隔からでもわかるように、射場での風向きや風速、温度、湿度、気圧などを観測できる気象観測装置を設置している。気球に取り付けて気温や湿度などを測定できる装置であるラジオゾンデで上空の気象も観測している。

MegaBotsは三笠製作所とRDS(埼玉県寄居町)が立ち上げた4RE(東京都渋谷区)が開発している(出典:インターステラテクノロジズ)
MegaBotsは三笠製作所とRDS(埼玉県寄居町)が立ち上げた4RE(東京都渋谷区)が開発している(出典:インターステラテクノロジズ)


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