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宇宙港「HOSPO」管理のSPACE COTAN、電力を小売り–料金の2%を整備費用に

2022.03.17 12:20

佐藤信彦

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 北海道大樹町にある宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」の管理運営を手がけるSPACE COTAN(北海道大樹町)は、北海道エリアで電力小売事業「宇宙でんき」を開始した。徴収する電気料金の2%がHOSPOの整備費用として活用されるという。

宇宙港の整備に協力
宇宙港の整備に協力(出典:SPACE COTAN)

 宇宙でんきは、SPACE COTANが北海道電力コクリエーションの販売代理事業者となって提供するもの。北海道電力の送電網で電力を供給し、電気の品質は従来と変わらないが、北海道電力の料金プランに比べ3%安いと説明する。

北海道電力に比べ安いという
北海道電力に比べ安いという(出典:宇宙でんき公式サイト)

 SPACE COTANは、北海道電力とともにHOSPOの活動を支援する目的で、電気料金の2%をHOSPO整備に使う。宇宙でんきの販売開始記念として、4月30日までの契約者から抽選で5人にHOSPOロケット打ち上げ見学ペアチケットをプレゼントする。

 宇宙でんきは、家庭でも企業でも契約可能。ただし、島しょ地域(礼文島、利尻島、天売島、焼尻島、奥尻島)と一括契約の集合住宅、オール電化住宅は対象外。

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