ワープスペース、月と地球を結ぶ光通信システムでJAXAから検討業務を受託

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ワープスペース、月と地球を結ぶ光通信システムでJAXAから検討開発業務を受託

2023.04.21 13:54

佐藤信彦

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 ワープスペース(茨城県つくば市)は、月と地球を結ぶ光通信システムの実用化に向けた2件の検討・開発業務を宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受託した。

 ワープスペースは、小型人工衛星による宇宙空間向け光通信サービスの商用提供を目指している、筑波大学発のスタートアップ。地球を周回する人工衛星と地上局との通信のほか、月と地球間の通信を、光通信に対応する人工衛星で中継する計画。

 今回受託した業務の1件目は、月を周回する通信中継衛星と月面間を結ぶ通信アーキテクチャの概念検討。2件目は、月と地球間の長距離高速光通信を実現する際に必要な、衛星捕捉追尾用の超高感度センサーとその制御技術の開発業務。

 ワープスペースは以前も同様の検討業務をJAXAから受託し、検討結果を納品している。その際は、「月近傍通信」「月地球間通信」「月面通信」のそれぞれについて、光通信を含む最適な通信方式などを評価した。

以前検討した内容(出典:ワープスペース)
以前検討した内容(出典:ワープスペース)

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