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ワープスペース、月と地球を結ぶ光通信システム実用化で検討業務をJAXAから受託

2022.01.27 14:46

佐藤信彦

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 ワープスペースは、月と地球を結ぶ光通信システムの実用化に向けた検討業務を宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受託した。

月と地球を光通信で結ぶ(出典:ワープスペース)
月と地球を光通信で結ぶ(出典:ワープスペース)

 ワープスペースは、小型人工衛星による宇宙空間向け光通信サービスの商用提供を目指している企業。中軌道に衛星3基を打ち上げて光通信インフラサービス「WarpHub InterSat」を構築し、低軌道を飛ぶ地球観測衛星などと地上局とのあいだの通信を中継する。

 各種人工衛星と地上間で高速通信が常に利用可能となって、より多くのデータをほぼリアルタイムに取得できるという。サービスは、2023年に実現させる計画。

人工衛星3基でWarpHub InterSatを構築(出典:ワープスペース)
人工衛星3基でWarpHub InterSatを構築(出典:ワープスペース)

 JAXAからの業務委託により、ワープスペースは月と地球を結ぶ光通信システムを検討する。WarpHub InterSatの技術を活用し、地球から月軌道の周辺までを含む「シスルナ空間」に通信網を構築する方針。

 月面開発用の光通信サービスは、2030年に提供したいとしている。2035年には、火星開発などの深宇宙探査向け光通信サービスを提供する考え。

WarpHub InterSatの紹介ビデオ(出典:ワープスペース/YouTube)

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