ISS日本実験棟「きぼう」運用のJAMSS、宇宙利用サービスを紹介するサイト開設

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ISS日本実験棟「きぼう」運用のJAMSS、宇宙利用サービスを紹介するサイト開設

2023.04.07 13:49

鈴木悠斗

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 有人宇宙システム(JAMSS、東京都千代田区)は4月7日、宇宙を利用するサービスを紹介するサイト「ASMILLA(アスミラ)」を3月に開設したと発表した。

 ASMILLAは、国際宇宙ステーション(ISS)をはじめとする国内外の宇宙利用サービスを紹介するという。同社の30年以上に渡る日本の宇宙企業としての知見を生かし、ISSの民間利用を促進するとしている。

 コンテンツは、宇宙だからこそ実現できた、国内外のさまざまな利用事例のストーリーを紹介する「宇宙利用のいま」、「サービス・企業の紹介」、さまざまな業界人に「あなたなら宇宙をどう利用する?」をテーマに発想を広げたインタビューを紹介する「未来にひろがる宇宙利用」、宇宙利用サービスを導入する際のポイントやFAQを宇宙利用の専門家が解説する「導入・活用TIPS」の4カテゴリ。実際に宇宙の利用を検討している人はもちろん、宇宙ビジネスに関心のある人、宇宙ファンにも楽しめる内容という。

 JAMSSは、ISSの日本実験棟「きぼう」を運用している民間企業。1990年に創立。きぼうのほかに、日本が開発した無人の物資補給機「H-II Transfer Vehicle(HTV)」(愛称は「こうのとり」)も運用していた。宇宙飛行士や管制要員の訓練、宇宙実験の実施にも携わっている。

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