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中国「神舟15号」宇宙飛行士、初の船外活動を実施

2023.02.14 10:16

塚本直樹

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 中国の宇宙船「神舟15号」から「天宮(てんきゅう)」に乗り込んだ宇宙飛行士が2月9日、初の船外活動を実施した。

 天宮は2022年11月に完成した宇宙ステーションで、コアモジュールの「天和(てんわ)」、実験モジュールの「問天(もんてん)」「夢天(むてん)」から成り立っている。神舟15号は同月に打ち上げられた宇宙船で、昨年12月より宇宙飛行士が天宮に滞在している。

 今回のミッションではミッションコマンダーの費俊竜(フェイ・チュンロン)飛行士と張陸(チャン・ルー)飛行士が約7時間にわたるミッションを実施。鄧清明(トウ・セイメイ)飛行士は天宮から2人の宇宙飛行士をサポートした。

 ミッションでは、宇宙船の外側に外部ポンプを設置。また実験モジュールとその外側に設置された科学装置の熱制御と機能も調整した。

 神舟15号の3人のクルーは、すでに軌道上にて70日以上を過ごしている。彼らは6カ月のミッションの間に、さらに2〜3回の船外活動を行う予定だ。

(出典:CMSA)

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