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Collins Aerospace、ISSの次世代宇宙服開発で採用

2022.12.09 15:33

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)は次世代の国際宇宙ステーション(ISS)向け宇宙服の開発メーカーとして、Collins Aerospaceを採用した。

出典:NASA

 現在の宇宙服「Extravehicular Mobility Unit」(EMU)はすでに老朽化が進んでおり、次世代宇宙服の開発が急務となっている。今年6月には、Collins AerospaceとAxiom Spaceが宇宙服の製造業者として発表されていた。

 NASAはCollins Aerospaceに対して9720万ドル(約130億円)の宇宙服を発注しており、同社は2024年1月までに宇宙服を開発し、地上での模擬試験を行うことになる。そして2026円4月までにNASAの宇宙飛行士が実際に装着して宇宙遊泳をおこなうことになる。

 次世代宇宙服では効率性、可動域、快適性が向上するが、Collinsはそのデザインを明かしていない。また、ほぼすべての体型にフィットするように設計されている。一方でNASAは月探査計画「Artemis」ミッション用の宇宙服の開発メーカーとして、Axiom Space社を2億2850万ドル(約310億円)で選定した。

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