ニュース
Rocket Lab、初の米国からの打ち上げを12月に実施
2022.11.14 11:06
宇宙開発スタートアップのRocket Labは米国時間11月9日、初となる米国本土からの打ち上げを12月7日に実施すると発表した。
Rocket Labは小型ロケット「Electron」による、低コストかつ高頻度な打ち上げサービスを提供している。また、ヘリコプターによるブースター回収にも取り組んでいるが、現時点ではまだ成功していない。
12月の打ち上げミッション「Virginia is for Launch Lovers」では、バージニア州にあるワロップス飛行施設の新しい射場を利用する。これまで、Electronの打ち上げはすべてニュージーランドの北島にあ「Launch Complex 1」から実施されてきた。
今回のミッションでElectronは、宇宙からの電波放射のマッピングを提供するHawkEye 360の衛星を打ち上げる。同社は2024年までに、合計15基の衛星を軌道に投入する予定だ。
ロケットラボの創設者兼CEOであるPeter Beck(ピーター・ベック)氏は、「バージニア州に新しい打ち上げ能力を提供できることを光栄に思い、興奮している」と述べている。