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FCC、衛星インターネットサービス「Starlink」への補助金を却下–SpaceXは上訴

2022.09.27 08:00

塚本直樹

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 米連邦通信委員会(FCC)は米国時間9月10日、Space Exploration Technologies(SpaceX)が手掛ける衛星インターネットサービス「Starlink」への約9億ドル(約1300億円)の補助金の交付を却下した。

 今回の補助金は、FCCの一部門である有線通信競争局による、地方におけるネットワーク接続のための資金だ。今回の決定に対し、SpaceXは「著しく不公平で最低だ」として上訴しており、訴えは現在審査中となっている。

 SpaceXの競合となる宇宙関連企業のLynkは9月16日、衛星と電話ネットワークの接続に関してFCCから承認を受けている。今後、同社はパートナーとなる携帯キャリアとの提携を模索する。

 SpaceXは8月に米キャリアのT-Mobileと提携し、スマートフォンとStarlinkの衛星を直接接続するサービス「Coverage Above & Beyond」を発表していたが、これはFCCによって承認されたものではなかった。

 一方でGlobalStarとAppleは「iPhone 14」で衛星通信を利用し緊急時にSOSを発信できるサービスを11月から北米で提供する予定だ。

(出典:SpaceX)
(出典:SpaceX)

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