ニュース

Blue Origin、8月末に無人ミッション–1年ぶり、36個のペイロード搭載

2022.08.25 16:45

塚本直樹

facebook X(旧Twitter) line

 米Blue Originは米国時間8月31日、ロケット「New Shepard」による打ち上げミッション「NS-23」を実施する。

 Blue Originは米Amazonを率いるJeff Bezos氏に2000年に創業された企業だ。主な事業はロケットの開発やエンジン開発で、New Shepardではすでに宇宙飛行士を搭載した弾道飛行に成功している。

 8月31日に実施されるNS-23は、無人でのミッションとなる。ロケットには飛行士の代わりに、大学や学生、その他の機関から委託された36個のペイロードが搭載される。西テキサス州ヴァンホーンの、Blue Originの施設から打ち上げられる。

 NS-23で打ち上げられるNew Shepardは、今回が9回目の飛行となる。ミッション名が示すように、これは同ロケットにとって全体で23回目のミッションとなる。無人でのミッションは昨年8月以来となる。

 NS-23では2基の船外実験装置がNew Shepardに設置され、宇宙環境にさらされる。ペイロードのうちの18基は、米航空宇宙局(NASA)によって資金提供された「Flight Opportunities Program」によるものである。

(出典:Blue Origin)

Related Articles