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アストロスケールと日本旅行、宇宙環境問題の教育プログラムを9月から提供
2024.08.08 15:00
アストロスケールと日本旅行は、宇宙の環境問題についてのSTEAM教育プログラムを共同で開発して、9月から提供すると発表した。中高生を対象にしている。
持続可能な開発目標(SDGs)の重要性が認識される中で、宇宙空間での持続可能性(スペースサステナビリティ)も関心を集めるようになっていると両社は説明。衛星が活動している軌道を持続可能な状態で保全していくことが重要という。衛星が周回する軌道がどのような状態にあるのか、そのためには何ができるのかなど、アストロスケールの見学施設「オービタリウム」を見学しながら学びを深められるとしている。
アストロスケールは、宇宙ゴミ(スペースデブリ)を中心にしたスペースサステナビリティに対する同社の取り組みを知ってもらうために、軌道に関する映像や展示、体験を含む見学コンテンツをそろえていると解説。2023年7月に開設したオービタリウムには1年間で約1000人以上が来場したという。
STEAM教育は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)を横断的に、総合的に学ぶことで見つけた課題をさまざまな面から捉えて解決できるようになるとして普及しつつあるとしている。
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