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Space BD、宇宙空間曝露サービス第3弾の打ち上げ成功–ラーメン素材や実験材料など
2023.11.13 14:40
Space BD(東京都中央区)は、「スペースデリバリープロジェクト-RETURN to EARTH-」第3弾の打ち上げが、Space Exploration Technologies(SpaceX)のロケット「Falcon 9」で成功したと発表した。
同プロジェクトでは、国際宇宙ステーション(ISS)に接続されている日本実験棟(Japanese Experiment Module:JEM)「きぼう」の「中型曝露実験アダプター(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform:i-SEEP)」に搭載する「小型簡易曝露実験装置(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP:ExBAS)」(宇宙航空研究開発機構=JAXAと共同開発)を使用し、宇宙空間への材料などの曝露サービスを提供している。Space BDが広く参加団体を募り、対象品の選定から打ち上げ、地上回収までサポートしている。
今回の第3弾で打ち上げた主な物品は、大分県「宇宙活版印刷プロジェクト」の活版印刷に使われる版、九州工業大学(工学部宇宙システム工学科)のロゴと学生の想いを印刷したアルミ板、ラーメン店「人類みな麺類」のラーメン素材(麺、スープ、ネギ、メンマ、チャーシュー、ラーメン丼素材)とロゴプレート、セーレン(東京都港区)の炭素繊維複合材料、LIXILの各種商材、東京薬科大学(たんぽぽ6チーム)の研究材料、Masa Hayami氏のアート作品など。ISSに運ばれて、宇宙飛行士の作業で船外プラットフォームに取り付けられる。
宇宙空間には約6カ月間曝露され、2024年夏ごろに補給船で地球に帰還する予定。
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Space BDプレスリリース