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BULL、プレシードラウンドで1億500万円を調達–微小重力下の実験装置などを開発
2023.06.21 14:06
大気圏への再突入技術を生かした宇宙利用サービスの提供を目指すBULL(栃木県宇都宮市)は6月20日、5月31日までに実施したプレシードラウンドで第三者割当増資で1億500万円の資金調達を実施したと発表した。帝京KITT-1号とWing2号成長支援が引き受けた。同社初の資金調達になるという。
今回の資金調達で微小重力下の実験装置「Micro-ISS」、宇宙ゴミ(スペースデブリ)対策装置の開発を進め、軌道利活用の促進に資する技術開発をさらに進める計画だという。
軌道上での微小重力下での実験が可能な小型衛星などの開発、事前に搭載して宇宙機のデブリ化を防止する装置の開発といった取り組みについても積極的に推進していく。
今後、これらの製品開発プロジェクトに注力するほか、資金調達を通じて得られた資源を活用し、優秀な人材の採用や事業パートナーシップの構築、強化を目指す。