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Airbusが新宇宙ステーション「LOOP」–遠心力で人工重力を作る区画も
2023.04.21 14:13
Airbusは居住施設を備えた新たな宇宙ステーションのコンセプトを発表した。
「LOOP」と呼ばれるAirbusの宇宙ステーションは、居住デッキと科学デッキ、人工重力を発生させる遠心分離デッキから成り立つ。内部には4人の乗員が滞在できるが、最大8人の宇宙飛行士を収容するために調整することもできる。
LOOPの幅は約8メートルで、Space Exploration Technologies Corporation(SpaceX)の「Starship」のような、次世代ロケットのフェアリングに格納できる。1回の打ち上げで展開ができ、軌道到達後にすぐに居住が可能だ。
エアバスによれば、LOOPは国際宇宙ステーション(ISS)の運用が終了した後となる、2030年代前半に打ち上げ得られる可能性がある。