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米FCC、宇宙特化部門を立ち上げ

　米連邦通信委員会（FCC）は現地時間4月11日、独立した宇宙局を設立すると発表した。

　FCCの宇宙局ではJulie Kearneyがトップに就任し、衛星規制の近代化に向けた取り組みを進める。Kearney氏は、Google親会社Alphabetの気球インターネット計画「Loon」において通信規制と政策担当を務めていた。

　Kearney氏はワシントンでおこなわれた宇宙局の発足式にて、「現実にあわせて規制を近代化する」ことを第一に考え、今後の衛星需要に対応するための処理時間の短縮などを目標にあげた。

　FCCは2022年9月、業界規制の大幅な変更の一環として、事業者が期限切れの地球低軌道（LEO）衛星を撤去する期間を短縮する規則を採択した。