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中国、月着陸ミッションを支援するリレー衛星を2024年に打ち上げへ

2023.01.20 11:27

塚本直樹

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 中国の国家航天局(CNSA)は現地時間1月17日、月着陸ミッションの通信を中継するリレー衛星「鵲橋(じゃっきょう)2号」を2024年初頭に打ち上げると発表した。

出典:Zhejiang University

 中国は2024年年末から2025年初頭にかけて、月の裏側の南極を調査する探査機「嫦娥6号」を打ち上げる予定だ。同探査機と地上局との通信を、今回発表された鵲橋2号が担当する。なお、中国は2018年に地球と月の間のラグランジュポイント2(L2)に、「鵲橋1号」を打ち上げている。

 鵲橋2号の場合、嫦娥6号をサポートするためにL2ではなく、月の遠距離逆光軌道(DRO)へと投入される。また同衛星は、同じく月南極を探査する「嫦娥7号」と「嫦娥8号」のミッションにも使用される。

 嫦娥7号は2026年頃に打ち上げられ、オービターと着陸機、ローバーにより月の地形、物質組成、氷の存在を調査する。嫦娥8号は2028年頃に打ち上げられ、月の資源利用と3Dプリント技術をテストする。

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