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商業宇宙港「HOSPO」の北海道大樹町やSPACE COTAN、北海道コカ・コーラと連携

2022.10.17 17:00

飯塚直

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 アジア初となる民間の商業宇宙港「北海道スペースポート」(HOSPO)を運営、推進する北海道大樹町とSPACE COTAN(北海道大樹町)と北海道コカ・コーラボトリング(札幌市清田区)の三者間で10月14日に連携協定を締結した。10月17日に発表した。

 同協定では、三者が産官相互の連携と協力を基に、地域の更なる活性化を目指すとともに、HOSPOの発展と飛躍を目指してともに取り組むという。

 第1弾の取り組みとして、売上金の一部が北海道コカ・コーラボトリングや宇宙のまちづくりに賛同する個人・団体などから大樹町へと寄付される「HOSPO 支援自販機」を10月14日から展開を開始した。

HOSPO 支援自販機(出典:SPACE COTAN)
HOSPO 支援自販機(出典:SPACE COTAN)

 大樹町内にある既存の自動販売機を支援自販機として位置付けるほか、HOSPOオリジナルラッピング自販機を役場庁舎やHOSPOを応援する企業へと新設していく。既に大樹町役場と道の駅コスモール大樹には「大樹(ここ)から宇宙(そら)へ」とラッピングされたHOSPO 支援自販機を設置している。

 加えて、HOSPOの広報活動やイベント時のドリンク提供での協力など、宇宙版シリコンバレーの形成に向けたさまざまな取り組みを連携して推進していく。三者が連携、協働し、宇宙のまちづくりに取り組むことで、地域のさらなる活性化を図っていくとしている。

(左から)SPACE COTAN 取締役兼最高マーケティング責任者(CMO) 中神美佳氏、大樹町長の酒森正人氏、北海道コカ・コーラボトリング 常務取締役 酒寄正太氏
(左から)SPACE COTAN 取締役兼最高マーケティング責任者(CMO) 中神美佳氏、大樹町長の酒森正人氏、北海道コカ・コーラボトリング 常務取締役 酒寄正太氏
(出典:SPACE COTAN)
(出典:SPACE COTAN)

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