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2022年の世界宇宙週間は「持続可能性」がテーマ–Sputnik 1打ち上げから65年

2022.10.04 17:23

塚本直樹

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 10月4日から始まる「世界宇宙週間」は、未来に向けた宇宙の持続可能性がテーマとなる。

 世界宇宙週間は国連が制定する国際週間の一つで、宇宙への関心を高め、宇宙空間の探査と平和利用に向けた国際協力を促進するため、1999年に国連決議で定められた。同期間中には、世界中でさまざまな宇宙関連のイベントが開催される。

 2022年の世界宇宙週間は、1957年10月に旧ソビエト連邦から人類初の軌道上の人工物である「Sputnik 1(スプートニク1号)」が打ち上げられてから、65周年となる。それ以来、何千もの人工衛星が打ち上げらた一方で、数多くの宇宙ゴミ(スペースデブリ)も発生し、天文学や宇宙開発への影響が問題となっている。

 そこで2022年の世界宇宙週間は、「宇宙での持続可能性の達成」「宇宙からの持続可能性」という2つのテーマが設定された。そのターゲットは「地球を取り囲む軌道領域」となっている。

 近年でも、ロシアが実行した衛星破壊実験によるデブリの発生やSpace Exploration Technologies(SpaceX)が進める衛星ブロードバンドインターネット計画「Starlink」など、地球を取り巻く軌道上の課題は多い。このような問題に、官民を含めて、どのように対処するのかが注目されている。

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