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宇宙でも使える化粧品、ISS搭載目指す–ANAとポーラ・オルビスが共同開発

2022.03.24 13:08

鈴木悠斗

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 ANAホールディングスとポーラ・オルビスグループは3月22日、共同で開発しているスキンケア化粧品が宇宙航空研究開発機構(JAXA)が募集する「宇宙生活と地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア」第2回募集に選出されたと発表した。

 共同で開発しているスキンケア化粧品は、宇宙でも使える化粧品を開発する「CosmoSkin」プロジェクトの成果物。宇宙での使用を想定するが、宇宙という極限状態を想定しながら製品を開発することで、地上での利用でも生活課題の解決や向上に役立つとうたう。

 極度に乾燥し水が貴重な船内環境に対応するための機能性、重力の小さい宇宙空間での使用など、宇宙という特殊空間での使用に最適化する。地球上での資源の有効活用、再利用などの持続可能性(サステナビリティ)といった課題解決にも応用できるとしている。

 CosmoSkinでは、ANAが地上よりも宇宙環境に近いといわれている航空機内を実証実験の場として提供し、ポーラ・オルビスが肌の知見や製剤技術を生かして、宇宙空間に適した化粧品を研究開発する。

 両社は、2023年以降の国際宇宙ステーション(ISS)への搭載を目指し、JAXAと連携して製品の改良やテストを進めるとしている。


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