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英国、デブリ除去でAstroscaleとClearSpaceを候補に選出

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　英宇宙庁（UKSA）は現地時間9月26日、2026年に実施する宇宙ゴミ（スペースデブリ）除去ミッションで日本のAstroscaleとスイスのClearSpaceを候補として選出した。

　英国におけるデブリ除去ミッションでは、地球低軌道（LEO）よりAstroscaleとClearSpaceの2機の宇宙船で実施される。両社は昨年10月に獲得した資金に続き、あわせて400万ポンド（約6億2000万円）の契約を獲得した。

　今回の契約では2023年10月までに、宇宙船の予備設計審査が行われる。宇宙船は、英国のライセンスの下で軌道に打ち上げられるのが条件となる。

　Astroscaleは「宇宙空間の清掃ミッションにおける革新的な捕獲方法（Cleaning Outer Space Mission through Innovative Capture：COSMIC）」のために、少数の英国の衛星群を見つけたと述べている。同社はカナダの宇宙開発スタートアップ企業NorthStar Earth ＆ Spaceと協力し、適切な除去対象候補を選ぶためのデータを収集する予定だ。

　ClearSpaceはMDA UK、Thales Alenia Space UK、Nammo、GMV-NSL、NORSS、Goonhilly、Satellite Applications Catapult、Willis Towers Watsonと提携し、デブリ除去技術を開発する。