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日本の民間月面探査機「HAKUTO-R」、11月前半に打ち上げ–2023年3月に着陸予定

2022.09.26 18:02

塚本直樹

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 日本の月探査機「HAKUTO-R」とアラブ首長国連邦(UAE)の月探査機「Rashid 1」が11月9~15日にSpace Exploration Technologies(SpaceX)の「Falcon 9」ロケットで打ち上げられることをUAEの国営メディアThe Nationalが報じている

 HAKUTO-Rはispace(東京都中央区)が手掛ける月探査機で、2022年には月着陸船を、2024年には月着陸船から月面探査車を月面に降ろすミッションを予定している。Rashid 1は、ムハマンド・ビン・ラシード宇宙センター(Mohammed Bin Rashid Space Centre:MBRSC)が開発した、重量約10kgの探査車だ。

 HAKUTO-RとRashid 1は、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられる。ミッションでは、中緯度の平原「夢の湖(Lacus Somniorum)」を探査する予定だ。燃料を節約するため、実際に月に着陸するのは打ち上げから約5カ月後の2023年3月を予定している。

 Rashid 1は4輪の車輪と太陽電池、2台の高解像度カメラ、赤外線カメラ、顕微鏡装置、帯電測定装置が搭載されている。稼働時間は、1日だけとなる予定だ。HAKUTO-Rは月着陸技術の機能を実証し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の超小型探査車も搭載する予定だ。

塚本直樹

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