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ロシアとNASA、新協定のもと宇宙飛行士をISSへと打ち上げ

2022.09.22 17:06

塚本直樹

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 ロシアのROSCOSMOSは現地時間9月21日、ソユーズロケットにより3人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げた。

 NASAとROSCOSMOSは、新たなクルー交換協定を結んでいる。これにより、ISSの運用に必要なお互いの宇宙飛行士を常に1名づつ、同宇宙ステーションへと向かう宇宙船に搭乗させることができる。

 今回のミッションでは、NASAのFrancisco Rubio飛行士、ロシアのSergey Prokopyev飛行士とDmitry Petelin飛行士がソユーズに搭乗した。カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた宇宙船は同日にISSへと到着し、宇宙ステーションの既存クルーと合流している。

 今回のソユーズでの打ち上げの見返りとして、SpaceX(Space Exploration Technologies Corp)のISSへの打ち上げには、ロシアのAnna Kikina飛行士が搭乗する。

 NASAはスペースシャトル計画の中止とともに、ロシアからソユーズの座席を購入していた。2006年から2020年の間、NASAは71席の座席を1席あたり平均で5630万ドル(約82億円)にて購入している。

(出典:NASA/Bill Ingalls)

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