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ISSロシア飛行士の船外活動、宇宙服トラブルで短縮–バッテリー電圧に変動

2022.08.18 18:17

塚本直樹

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 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士Oleg Artemyev氏の船外活動が宇宙服のトラブルで短縮された。

 第67時長期滞在クルーの隊長となるArtemyev氏は、現地時間8月17日に宇宙遊泳を実施。しかし宇宙服のバッテリーの電圧に変動が生じたため、モスクワの管制官が船外活動を中止し、エアロックに戻るように指示を出した。

 今回のトラブルによる、Artemyev氏への健康上の影響は報告されていない。しかし、もし完全に宇宙服の電源が失われていたら、ともにミッションに参加した宇宙飛行士のDenis Matveev氏や管制官との通信ができなくなっていたことだろう。

 今回中断されたミッションは、2021年7月に打ち上げられた欧州のロボットアーム(European Robotic Arm:ERA)に関するものだった。中断されたミッションは、今後の宇宙遊泳によって実施されることになる。

 欧州のロボットアームは、ISSのロシア区画の外側でペイロードや機器の移動に使用されることになる。これは、カナダのロボットアーム「Canadarm2」や日本実験棟「きぼう」のロボットアームに続くものだ。

(出典:NASA TV)
(出典:NASA TV)

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