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「我々は月へ行くと決めた」NASA長官がJFK演説を引用

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　米航空宇宙局（NASA）長官のBill Nelson氏は米国時間9月12日、ヒューストンのライス大学で当時の大統領John F. Kennedy氏による「我々は月へ行くと決めた（We choose to go to the moon）」という一節を引用した演説を行った。

　NASAの月探査計画「アポロ計画」の準備が進められていた60年前、Kennedy氏はライス大学で先述の著名な演説を行った。NASAは現在、人類を再び月面に立たせる「アルテミス計画」を進めている。

　「7つの有名な言葉…このスタジアムに、そして国中に伝えられた。我々は月に行くことを決めた」と、Nelson氏は語っている。

　NASAはアポロ計画として、1968年から1972年まで6回の有人月面探査ミッションを実現させた。2025年の実施が予定されている「Artemis III」ではSpace Exploration Technologies（SpaceX）の「Starship HLS」ロケットで宇宙飛行士を月の南極へと送り込む。

　「アルテミス世代は今、大きな足跡を残そうとしている」Nelson氏は語る。「この世代は火星に行くことを選択肢、その旅は人類の月への帰還とともに、今始まるのだ」