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SpaceX、大型通信衛星「BlueWalker 3」と「Starlink」34機を同時に打ち上げ

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　Space Exploration Technologies（SpaceX）は米国時間9月10日、史上最大の商業通信衛星となる「BlueWalker 3」と「Starlink」を同時に打ち上げた。

　BlueWalker 3はテキサス州を拠点とする通信会社のAST SpaceMobile（楽天が出資）が開発した試験衛星だ。同衛星は、スマートフォンと直接接続できるセルラーブロードバンドの衛星コンステレーションを地球低軌道（LEO）に展開する予定だ。Starlinkは、地球低軌道で低遅延の高速ブロードバンド通信網を展開している。

　今回のミッションはSpaceXの「Falcon 9」ロケットでフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げられたのはBlueWalker 3と34機のStarlinkで、Falcon 9にとっても最も重いライドシェア（相乗り）ペイロード（貨物）となった。BlueWalker 3の重量は1.5tにも達する。

　今回のミッションで利用されたFalcon 9のブースターは、14回目となる着地を実施した。SpaceXにとって、Starlinkの打ち上げは2022年において41回目の打ち上げとなった。