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NASA、「Artemis I」ロケットのシール部品を交換–17日にも燃料充填テストへ

2022.09.12 16:28

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)の月探査ミッション「Artemis I」で利用されるロケット「Space Launch System(SLS)」で問題が発生した、シール部品の交換が実施された。これにより、米国時間9月17日にも燃料注入テストが実施される予定だ。

 Artemis Iでは、SLSで無人宇宙船「Orion」を月周回軌道へと投入し、将来の有人月探査に向けたデータを収集する。当初の打ち上げは8月29日に予定されていたが、エンジン関連のトラブルで延期に。次に予定されていた9月23日の打ち上げも、液体水素燃料の漏洩で中止されている。

 NASAによれば、9月9日に燃料が漏洩した2個の燃料パイプのシール部品が交換されたという。これにより、次に控える燃料注入テストの準備が整った。8月29日に漏洩が発生したより小さな液体水素燃料ラインのシールも交換されている。

 9月17日の燃料注入テストでは、打ち上げに必要な73万6000ガロン(約280万リッター)の液体水素と液体酸素が燃料タンクに充填される。

 Artemis Iの打ち上げは、9月23日が予定されている。それまでにSLSは燃料漏れを修正し、燃料充填テストを通過する必要がある。

(出典:NASA/Chad Siwik)
(出典:NASA/Chad Siwik)

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